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2016/06/12

HCD-Netフォーラム2016

2016年6月10日に、HCD-Netフォーラム2016に参加してきました。
リ・パブリックの田村 大さんの基調講演「イノベーションを生み出し続ける『生態系』をデザインする」が非常に面白かったです。

シリアルイノベーターからの内容も多かったですが、最近の1day republicの活動と合わせて、非常に染みこんできたので、(あと、ブログを再開するきっかけとしても……)ざっくりとメモを残しておきます。
目指すべき価値の方向性が分からない時代であるということと、メンターに出会うにはどうすればよいのかというところでいろいろ改めての発見が多かった様に思います。

イノベーションを生み出す

まず、博報堂時代の「ショッピングカートに情報端末を搭載して買い物の補助をする」という、ご自身の過去のプロジェクトを紹介。 このころから「開発を行うプロセスが面白いね」と言われるように。

これが、イノベーションについて考えるきっかけになり、「イノベーションは教えられるのか」という疑問が生まれたそう。 それについて、東大i.schoolディレクター堀井氏の提唱するイノベーターに必要な三か条を紹介されていました。以下の3つがイノベーションには必要なのだそうです。

  1. スキル
  2. モチベーション
  3. マインドセット

これを見ると、2/3がやる気の問題のような……。まあ、でもそういうものかもしれませんね。非常に分かる気がします。

そして、書籍『シリアル・イノベーター』を紹介。 この本では、“どの会社にもシリアル・イノベーター(連続してイノベーションを生み出す人)が存在する”という主張が展開されています。 執筆陣は、アメリカ西海岸の工学系大学の教授が中心。

工学系は実学であり、理論より実用性を重んじることが多いため、イノベーションとの親和性が高いとのお話。 実際に、田村さんがこの本をさまざまな方に紹介したところ、組織論の研究者からは「組織論では扱えないテーマ」と言われたのだとか。 なぜか? 経営学の基本では、人は平等であることが前提となるので、イノベーターという一部の特殊な人材がいる、という前提では理論になりえない(?)のだとか。

 うーん、そういうものなんですね、不思議。 ちなみに、アメリカ西海岸は3MやP&Gというイノベーションを生みだし続けている企業が多い土地ということも紹介されていました。


イノベーティブなヒト

次は、イノベーションを起こす人物の特徴について。 P&Gでalways(日本での商品名は「ウィスパー」)を開発したシリアル・イノベーター、トム・オズボーンを例にあげて説明されていました。

トム・オズボーンは、製品の正確な性能評価をするために、いわゆる「ヤミ研」で研究を行っていたそうです。 それまでは、試験に使う液体は粘度の低いものでしたが、それを現実の利用シーンに近い組成に近づけて、プロトタイピングを行ったのです。

このようなイノベーターと呼ばれる人物は、開発のプロセスをフェーズで分割せず、最初から最後まで何らかの形で関わる人が多いとのこと。  田村さんは、国内メーカー勤務の方に聞くと、「こういう人けっこういるね」という反応はままあるそうです。

同時にイノベーターは与えられた課題ではなく、課題そのものの特定から行うことが多いのだそう。このような「イノベーターとはどんな人物なのか」を理解するために、2012年には「シリアル・イノベーター研究会」を立ち上げたそうです。

著名なイノベーターのさまざまなエピソードをご紹介いただきました。とくに以下の2つが印象的でした。 

  • 飲食店に入るたびに、売上予測を必ずやることを繰り返すと、次第に売上予測の精度が上がっていく
  • ある製品開発に必要な工場の生産ラインを作るために15億円必要だったが、稟議が通らないので3人で分担して5億円ずつ用途をごまかしながら稟議を通した

明日からやると宣言すると……怒られるようなものもありますが、新しいことをやるためには、うまくやる、ずるくやるという側面も大事だなーと思いました。

シリアルイノベーターの行動モデル

そうしてさまざまなイノベーターへのインタビューを通して分かったことは……「日本も海外もイノベーターの人材モデル」は全く変わらないということ(!)。その特徴は「MP5 MODEL」としてモデル化され特性は5つに整理されています。きちんとした内容はあらためて『シリアル・イノベーター』をひかないといけませんが……。
  1. PERSONALITY:創造的だといわれる、忍耐強い
  2. PERSPECTIVE:技術は手段であると考える、全体思考をする
  3. PREPARATION:継続する・あきらめない、多様な学びと習熟
  4. POLITICS:社内政治
  5. PROCESS:技術と顧客のあいだを振り子状に移動しながらアイディアを詰めていく
また同時に、このようなイノベーターの成長プロセスを整理すると、いわゆる「めんどくさい若手」のパスを辿っていることが多いのだとか。本質的な課題への使命感を抱えていることが多く、面倒がられる行動や発言を行ううちに、一人でさまざまなことをこなす必要に迫られたり、社外とのつながりを持たざるをえなくなったり、このような状況が後に有効に作用するそうです。

このうち、とくに重要になるのが、会社の中ではなく外のつながりなのだそう。このつながりはイノベーターを導くメンターとして機能します。田村さんは、この「外のつながり」を実現するため、広島で「イノベーターズ100」というイノベーター養成プログラムを実践しています。このイベントでは、さまざまなパートナーがプログラムに参加しており、企業側参加者のメンターとしてサポートを行っています。

価値共創の時代のイノベーション

現在は、製品/サービスの価値は、顧客側の文脈や利用で決まるため、目指すべきイノベーションの方向性は見えない時代になっている。かつてはマーケティングとイノベーションは分離していたが、いまやその2つは混在しており、この状況のなかでは、人間中心のアプローチが非常に重要になってくる、と田村さんが仰っていたのが印象的でした。

人間中心の観点が製品の価値を決めた例として紹介されていたのが、インシュリン注射を行うためのNovo Penです。

 

ユーザーにとってのインシュリン注射に対する精神的な負担をプロダクトデザインを通して軽減することで、新しい行動、習慣、価値観を作るというイノベーションを生み出した例として紹介されていました。

突き詰めれば、イノベーションとは「あたらしい行動、習慣、価値観」を作ること。それには、「アイディア」と「あたらしい行動、習慣、価値観」の双方を、予期したり振り返ったりしながら、いったり来たりして進めるしかないと田村さんは話を締めくくりました。HCDのプロセスをアイディアのレベルでぐるぐると回すようなイメージが近いのかもしれません。

2011/02/08

展示会

お付き合いのあるイラストレーターさんから

素敵な展示会の招待をいただいたので、ご紹介。

どちらも面白そう! 時間作って伺いたいです。

Yamaarashi

タケウマさん

ヤマアラシの抱擁

 

Finalmatch

松浦由美子さん

お笑いイラストレーション道場 道場マッチ3

 

2010/09/01

電気ショセキ

電子書籍のニュースをぱらぱらと読んでいたけど、
まとまらないので、とりあえず感想だけでも少しづつポストしていこうと思う。

denki_syoseki

しかし、「電子書籍」って「電気ブラン」みたいな、いつかレトロなものとして懐かしまれてしまいそうな響きを感じてしまう。
「ほん」くらい突き放した、シンプルないい言葉ってないのかな。
「E本」…。

“大前提として「特定のビューワ・環境でないと読むことができない」という制約を設けてはいけない、と考えています。紙の本にはそんな制約なんてない”
ASCII.jp:iPhone/iPad規制と、これからの電子書籍

まつもとあつしの「メディア維新を行く」

やっぱり、特定のデバイスを持っていないと楽しめないという部分が、一番ひっかかる部分かもしれない。

iPadの電子“雑誌”も、どれだけ面白いものができても、iPadを持っている人の数を上限としてしか売ることができない。
ターゲットがiPad所有者とかぶるなら、十分な数だったりするのかな。


“Kindle3最大のポイントは日本語フォントが入ったことだろう。 フォントは1種類。丸ゴシックっぽい書体だ。”
「Kindle3」最速レビュー! iPad、旧Kindleと徹底比較(エキサイトレビュー)


新型Kindle発売のニュースを聞いて、これは買ってしまおう! 電子書籍時代だし! と盛り上がっていたけど、やめた(とりあえず)。
どんな文章も丸ゴで読まされるなんて!

決して上手くはない、いろんな制約がある、けどその中でデザイナーは苦労して書体を選んでいるはず。
そうやって選んだ書体が、それぞれのことばを強くしていくんだと思うんだけど。これは、デバイスの進化を期待するしかないのかな。
フォントを埋め込んだPDFは表示できるみたいだけど…

2010/08/26

インキ

先日、東洋インキの工場を見学させていただいた際にもらってきた、
インキを塗った紙。

色チップを見ながら、職人さんがインキを調色する姿、液体のインキを自在にあやつって、1kgぴったり秤に乗せる技…。

普段思いの及ばないところのいろいろな人の技を堪能させてもらいました。

写真は、調色して、配合比率を決めたインキと、
印刷するために、その比率にもとづいて大量に混ぜられたインキの色差を見るための方法(今回はやりかただけ見せてもらったので、同じインキ)。
なので、当然同じ色。

少しだけとったインキを紙の上に乗せ、
ヘラで伸ばします。

持ち帰ります、と言ったら、
わざわざインキの厚い部分をフィルムで保護して紫外線で硬化させてくれました。
ん、紫外線で硬化させてから、不十分な部分を保護してくれたんだったか…。

記憶はすぐに薄れていく。なんか足袋みたい。

ink_2


ink_1

2010/07/05

むかしの雑誌

昔の雑誌を処分しようと思って引っ張り出して、もったいないからついつい読んでしまう。
デザイナーのざっくばらんな対談があって、ものすごく面白かったので、ここに少しだけ引用。
誠文堂新光社 PORTFOLIO Vol.1 No.35 Feb./Mar. 1991
「馬場雄二の[CI裏話探見談]①亀倉雄策」

お金にことや、デザインの現状に対する厳しい意見やクライアントへの希望、制作時の気分を盛り上げる方法などなど…。

いま、こういうざっくばらんな対談って読める雑誌あるのかな。Twitter? うーん、本屋でいろいろ見てみたくなった。

馬場 Gマークのときの裏話を何か。
亀倉 あれは、ただの仕事でね。役所は金がないんだからまったく。(笑)
馬場 いやいや、どうも。その点NTTは◯千万ですか……。
亀倉 日本人としては最高の2500万円もらいましたがね。でも外国人の4分の1ぐらいですか。

すごい…。しかし、ただの仕事って、無料って意味なのかな。

馬場 制作意欲を盛り立てるための何かはありますか。私の場合はディスコ調のフックトオンをBGMに使って気分を乗せますが。
亀倉 そんなものうるさくて。静かなほうがいい。

初めてフックトオンって言葉を知りました。

馬場 小数点がつくとつい信じちゃいますね。それに色彩学者はどうしてみんなセンスの悪いネクタイをしてるんですかね。
亀書 その通り。1人も色彩センスのいい人見たことないね。ところで君はいいネクタイしてるね。
僕のデザインじゃないか。(笑)


色彩学者をバッサリ。こういうくだり、なんだかすごくいいなあ。

結局、自分の部屋の収容能力が限界を迎えているので、少しづつ処分は続けるのだけど、やっぱり雑誌は10年、20年単位でとっておいて読みなおす時の楽しさがハンパじゃない。
特集が気になって買った35年前の別冊太陽には、アラーキー撮影の井上陽水の上半身ハダカで花を握り、その手で頬杖を付いた写真が…。写真載せたいけど、まずいんだろうなあ。
ちなみにキャッチが「男になるよ、きっと」。

2010/03/03

デザインの力



素晴らしい講演。
他の新聞も同じようなアプローチをしたときにどうなるか?同じデザインで電子書籍になったらどうなのか?とか、いろいろ考えることはあると思うけど、勇気づけられる言葉の数々。
そして、デザイナーはただ、机に座っていろいろな関係に板挟みになって苦しむだけの存在ではないと思わせてくれる。
「デザイナーに力を」、それはそれぞれの自分の領域を勇気を持って飛び越す、ひと対ひとの関わりへの欲求だと思った。

日本語字幕付きは
ジャチェック・ウツコは問う「デザインは新聞を救えるか?」 | Video on TED.com

2009/10/06

思考方法をアップデートするために、なにかしら自分にあった方法を考えないといけないなぁ。
進行中の作業や発想に、それをさらに進めるうえでの発想モデルや思考モデルが自分には“ない”ことに気がつく。これは自分の発想力や企画力や思考力に展望性や可塑性がないということだから、がっかりしてしまうこともある。しかし、がっかりしているのではまずい。なぜなら、自分に発想モデルや思考モデルがないということは、いいかえれば、ここが肝心なのだが、そこに「欠けたモデル」があったことに気がつけばいいということなのだ。

http://www.isis.ne.jp/mnn/senya/senya1304.html

2009/09/10

記憶と書物の話 1

博覧強記の者を前にすると、人はよく「あんたのアタマの中を覗いてみたいもんだ」と言いたがる。ぼくもときどき、そういうふうに言われることがある。この投げやりな称賛には、しかし記憶と再生とのつながりが見えていないように思われる。
 博覧はディレクトリーがよくできていることを、強記はそれをブラウンジングするしくみがよくできていることを言うのだろうが、実はもっと大事なことは、その博覧と強記との二つのあいだには、思いもよらない「つながり」があるということだ。
 ぼくは何かを憶えていたいとは思っていない。知っていることなど、できるだけ放出してしまいたいし、どちらかといえば耄碌に憧れてきた。けれどもあまりに何も憶えられないタチなので、その記憶と再生のしくみを工夫するしかなかっただけなのだ。そのうえで、さまざまな本を読むうちに、多くのことがつながっているだけなのだ。本は、ぼくの救世主だったのである。

書物を読むということは、そのなかのテクストを、テクストに書かれた内容を、その順に汲みとることではない。そんなことをしても、ぼくにはそれを再生することは不可能だ。小説はまだしも、それ以外のものを読むんだったら、この手の読み方にはかなり限界がある。そう思っていたら、中世の文人たちこそ、今日に蘇るべき読書法を開発しきっていた。
 中世、書物に接するということは、テクスト以前とテクスト以降との、テクスト内部とテクスト外部との、その両方を読むことだったのだ。たとえば12世紀の初めのサン・ヴィクトルのフーゴーは、若い学生たちが写本のページのレイアウトや装飾とともに書物を読むことを奨めた。リテラトゥーラ(書かれたもの)はメモリア(記憶)の図形配置だったのである。

索引用語や検索記号は今日の書物やパソコンのように、最初から書物の巻末やパソコンの別欄に表示されるものではなかった。アタマと書物の“中”に同時に記されるべきものだった。
 そのため、章や節に番号をふること、テクストをグリッドに分けること、重要な最初の文字を彩色すること、朱書きすること(rubricare)、文中にアーチや柱のしるしをつけること、そのほかさまざまな工夫が試された。ぼくはこれを本に書きこむマーキングとしてずいぶん時間をかけてエクササイズしてきたが、セビリアのイシドルスたちは、とっくにこれを「アルス・ノタタリア」にしていたのだった。

http://www.isis.ne.jp/mnn/senya/senya1314.html

2009/08/30

バスキア

昨日は、中央区のギャラリー・ショウ・コンテンポラリー・アートで開催されていた、「BASQUIAT SAITO WARHOL」に行ってきた。
サイトウ・マコトが敬愛するバスキアと、バスキアの才能を見いだしたウォーホルに捧ぐオマージュを初公開する。また、バスキアとウォーホルの貴重な名作も合わせて展示する。
バスキアがすごく好きなんですが、本物を見たことがなかったのと、第一線で活躍されているデザイナーの展示は、展示方法も含めて、すごく勉強になるので、見てきました。
点数は、それぞれ2〜3点と少なかったのですが、ゆったりとしたスペースで他にお客さんはゼロ。非常にじっくりと作品を見られて良かったです。意外だったのは、全品非売品。サイトウさんの作品は、小山富美夫ギャラリーを通して購入できるみたいでしたが。本当に純粋なオマージュ企画だった、ということでしょうか。
お目当てのバスキアの作品は、タテヨコ2メーターくらいの大型の作品。画面右下全体の1/6くらいの面積に、真っ赤な鼻をした黒い骸骨のような人物の描かれた作品。
カラーコピーした自身の落書きをコラージュして、その上からダイナミックに、ドローイングと断片的なメッセージが書き込まれている。
溢れるようなイマジネーションをぶつけた、というよりは自分の断片をコピーして貼り付け、なんとか空白を埋めているように見える。その息苦しさみたいなものがすごく好きなんですが、実際はそんなことないかもしれないな、と計算された美しく世俗的なウォーホルを見て思った。
サイトウさんの作品は、バスキアの大型作品とほぼ同サイズ。昔、デジタルでアート作品の制作をしているという記事を読んでいたけど、説明にはオイルペイントとアクリルとあった。細かいインクジェットの点はあったから出力のあとに手を加えて、質感を出しているのかもしれない。
帽子を被ったバスキアの(多分)肖像。全体にきらめくような模様があって、立体的な生命感を感じました。
http://www.g-sho.com/

2009/06/18

青い消火栓

別に赤じゃなくてもいいんだ。消火栓の文字の位置が絶妙。

2009/06/04

Tokyo Photo 09

日本初の国際的な写真のアートフェア。
もちろん買える余裕は無いんだけど、いろんな作品を一度に見られそうなのがいいな。

世界基準


東京フォトは 日本初の国際的な 写真の *アートフェアです

世界有数のアートギャラリーが東京に集まり 作品を展示販売する 写真の見本市です

ニューヨークやパリ市場の品質と価格を基準に、美術館クラスの作品を安心して購入できる
マーケット、環境を提供します

コレクションのリファレンスとして 同会場にて MoPA サンディエゴ写真美術館の協力による
『PHOTO AMERICA』展を開催いたします(9千点の収蔵作品から選りすぐりの記念セレクト展)


W. Eugene Smith, Ansel Adams, Wynn Bullock, William Klein, Larry Clark, Garry Winogrand,
Irving Penn, Joel Meyerowitz, Sally Mann, Joan Myers, Ruud van Empel, and Loretta Lux.

*アートフェアは アーモリー(ニューヨーク) フリーズ(ロンドン) アートバーゼル(スイス)パリフォト(パリ) AIPAD(ニューヨーク)
が世界のリーディングフェアとして注目されています

フリーズは2007年開催5年目にして6万人の入場 作品の売り上げは数日間で300億円を記録 一大アート市場を形成している

Untitled Document


会場ベルサール六本木


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2009/05/28

ガクブチ完成

これひとつ作るのに、どんだけかけてんだ。

2009/04/28

DESIGN HUB 第16回企画展:「デザインのYES NO」

東京ミッドタウンのDESIGN HUBで開催されている、「デザインのYES NO」展を見てきた。

デザインで社会を変えよう。 21世紀の日本に、何がOKで、何がNOなのか、
デザイナーが日頃考えていた事を、Tシャツとポストカードにしてみました。
生活の全てをYES・NOで見つめ直してみてください。そして、あなたのYES・NOもお知らせください。
全てのデザイナーが、全ての生活者が主張していきましょう。クリーンで美しい日本に変えていきましょう。
生活者一人一人が自己主張するTシャツ。デザインで社会を変えましょう。


生活のすべてをYES、NOで見直すっていうのは、テーマの設定が広すぎたんじゃなかろうか。
たくさんの人がそれぞれのメッセージを発信しているのは楽しいのだけれど、最後のまとめが一切ないのでぷらーっと見て終わり。
面白いな−、と思った作品が一個あって買おうかと思ったけれどTシャツのインクジェットプリントが安っぽくて、ベタ面がスカスカしてるから見合わせ。
これ夏に着てたら洗濯10回持たないんじゃないかな。自分が汗かきで洗濯回数多いので、洗濯耐性は重要なのです。

いろいろ言いたいことがあったんだけど、うまく文章にできませんでした。
降参です。

2009/02/15

最新テクノロジーが描く日本の今昔(?)

巷房ギャラリーで開催されていた、佐藤卓「2つの実験」展に行って来た。

二つのフロアで、
レーザーカッターによるひらがなの造形と、立体人形への360度スクリーン投影を展示していた。
Paper Sculpture of Japanese Character "Hiragana"

レーザーカッターという新しいテクノロジーに触発されて、ひとつの作品に仕上げる興奮がすごく伝わってきた。レトロなビルの静かな雰囲気の中で、(個人的な思い込みかもしれないけど、)その対比がかっこいいな。
ガラスの向こうの積層がその枚数や、大きく膨らんだカタチにも関わらず、今にも風で舞い上がりそうな…。「ズッシリ」と「ふんわり」が共存している不思議な感覚。
ひらがな一文字一文字がそれぞれ異なるカーブを描いて、紙の彫刻になっている。しばらく見ていて、日本の50名山を見ているような気分に。なんだろうか、やっぱり山への郷愁があるのでしょうか。

Paper Sculpture of Japanese Character "ki"

いちばんのお気に入りは、「き」。くねくねしたカーブが楽しい山道のドライブみたい。

地下では人形へ鏡を使ってプロジェクターの映像を360度投影する作品が。
真っ白な人形に映像が投影されてしばらくすると、元の白いボディは頭から消えて、まるで本当に動いているよう。といっても、体は可動部分のない人形なので、動くのは口元がメイン。可愛らしい子供の声でいろはにほへとを読み上げる。
体をピクリとも動かさず、ひらがなを読み上げる人形を見つめていたら、もしアトムの誕生に立ち会うことがあったら、こんな感じかなと思った。

思わず、山とロボット生誕に思いを馳せた1日でした。
あ、奧野ビルにロボットライクなトイレ発見。
奧野ビル@銀座

2009/02/14

脳が活躍するのは、流行ってるから

そう、脳が流行っている。こんな感じでいきなりプレゼントを渡してくるほどに。
便利そうだけど使いこなしが難しい(ほとんどメモの奴隷!)、あらゆる情報をメモするオンラインサービスのEvernoteから。
biggerbrain.jpg
ギフトの広告らしいけど、キモチわるい。でもクランゲを思い出して、懐かしさに胸があつくなる。

2009/02/12

佐藤卓展「2つの実験」

銀座にあるもっとも歴史のある奥野ビルにあるギャラリー巷房(こうぼう)において、グラフィックデザイナー・佐藤卓氏の展覧会『佐藤卓展「2つの実験」』が開催されている。会期は2月14日まで。


以前に紹介した、ひみつ工房の展示が行われていた、銀座奧野ビルで佐藤卓さんの展示。
高速造形装置を使用した立体造形物と、これまた立体へのスクリーン投影を使った作品だという。手動式エレベーターのあるレトロなビルで、新しいテクノロジーや方法を使った「実験」を行う…。かっこいい!見に行きたい!
ついでに、前回デジカメを持って行き忘れたから、手動式エレベーターの姿をちゃんとカメラに納めてこようかな。

http://journal.mycom.co.jp/articles/2009/02/09/kobo/index.html

2009/02/02

MAGNET


草案

2009/01/11

書籍装丁の展示@銀座

世界のどこかに生息しているであろう、珍しい生態を持つ「本」を蒐集した、
いきもの図鑑のような展示です。

銀座のレトロなビルの一室で、ひみつ工房さん制作の生き物のような様々な顔を持つ本と出会える展示です。ほぼ本職といっていいであろう、元くのいちのデザイナーにも出会えます。銀座お買い物のついでに立ち寄ってもいいっすね。
展示会場までは、レトロな手動開閉扉のエレベーターでどうぞ!

〜1月12日まで 12:00〜19:00まで
PLATFORM STUDIO
〒104-0061
東京都中央区銀座1-9-8
奧野ビル5F(515)


ひみつ工房の活動状況はブログ
あのひのたまねぎ


レトロエレベーター@銀座奧野ビル
おかしな本@第一回ひみつ工房展

2008/12/14

ちょっとした気遣い

Dropboxというサイトのエラーページで表示される画像。
こういう画像が出てくれば、無味乾燥なページが表示されてガッカリとはならないなあ、と感心することしきり。
Dropbox404.jpg

2008/12/07

青木由季のカレンダー12カ月分、年賀状12年分。展

西荻で開催されている展示、「青木由季のカレンダー12カ月分、年賀状12年分。展」に行って来た。
アーティスト&作品
青木由季のカレンダー12カ月分、年賀状12年分。展

12月5日(金)−12月8日(月)
12:00−19:00

《キモノの女×活版×築70年》
キモノ女の日常を描いた、2009年カレンダーと2009年丑年から、2020年子年までの年賀状を作りました。印刷には、部分的に活版印刷を使用。築70年の洋館を改装した、渋くて可愛いギャラリーで展示販売をいたします。


来年一年分のカレンダーと、12年分の年賀状の展示。活版印刷を使って、ざらっとした手触り(触ってないけど、視覚的に)が心地いい。12年先の年賀状をみると、未来の自分を思い描いたり感慨深いものがありますな。会場のギャラリーmadoは築70年という味わいのある古い建物。年末が少しづつ近づくこの季節に冷たい板張りの床を歩きながらの鑑賞もまた良し。
お気に入りの年の年賀状や、すべて手作りのカレンダーの販売もあり。