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2016/08/21

透明の瞬間

自分が透明になる瞬間がある。

以前、テレビのなにかの番組で、お坊さんが
「オクラを煮ているとき、ある一瞬オクラが透明になることがある」
という話をしていた。たぶんそんな感じの話。
なんとなく、ごくなんとなくだけど、分かる。気がする。

今日、フロの水を張り替えるため、浴槽の水を抜いた。
排水溝の流れが悪くて浴室に水がたぷたぷと溜まった。
なんとなく急ぐ気にもなれず、見ていてもそれと分からないくらい少しずつ
ゆっくりとゆっくりと減ってゆく水。しばらく立ったまま見ていた。

ほとんど水が引いたので、浴室用のゴムのスリッパをつっかけ、
浴槽のタイルを滑って波がひいていくように排水溝へ吸い込まれる水を見た。
なぜだか、自分が無色透明の存在になったような気がする。

こういう気持ちになる瞬間は、日常のなかでもたまにある。
晴れた日、急な雨がアスファルトを打つときの匂い。
雨の日、濡れて鏡のようになった道路の上を流れていく色とりどりの車のライト。
深夜、夜行列車の中から見る誰もいない駅の蛍光灯。

こういう瞬間には、自分が透明になって、そのあとすっと、生まれ変わる。

2010/03/04

こまぎれ

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こまぎれにいろんな仕事を同時進行してると、どうにもなんだか。
頑張って泳いでるけど、全然前に進まない感じ。落ち着いてゆっくりやれば遅すぎるし、急げば失敗する。そこんとこ、もともとカナヅチだからよく分かる。
ストリックランド曰く、「水に落ちたら、泳ぎがうまかろうがまずかろうが関係ない。 とにかく這い上がらねば溺れる」
這い上がれる日が来るか、ずっとこのままたゆたうのか。

2009/08/14

いわもとQ

TBSラジオ、ライムスター宇多丸のウィークエンドシャッフルで紹介されていた、立ち食いなのにヘタなそば屋より美味いという「いわもとQ」新 宿歌舞伎町店へ行ってきた。新宿歌舞伎町の新宿市役所の正面から見て左
から裏手に回る途中にあります。
ひやかけとろろ400円。おいしかったけど、ラジオで言ってたバカにするやつは「ぶっころす」ほどうまいかは微妙…。むしろ、この時代に自社ホームページが無いとか、電話番号が非公開とかの謎のそば屋としての存在に強く惹かれます。
しかし、エヴァンゲリオンといい、「Q」って流行ってんなー。

2009/06/29

時間

時間の使い方が以前よりも難しく、あるいはヘタになってきたみたいだ。
昔は、仕事を始めたら、ひとつのことに打ち込めて、どんなにシンプルに生きられるかと期待に胸躍らせた。
だけど実際は、入口の後ろに続く、広大なフィールドが見えていなかっただけなのですね。
芸術は、人がまっすぐ立つために背骨にスタミナを与えてくれると言った人がいる。
デザインの意味はそれとは重なりつつも、少し違うものだと思う。
例えば、驚きと発見に満ちた寄り道ガイド。ふむ、5点。
時間は限られてるんだけどね。どうにも。


2009/05/31

高島屋タイムズスクエア、紀伊國屋書店連絡通路

TakashimayaTimesSquareで一番寂しい場所、かもしれない。

もし東京が廃墟になったら、この忘れられた壁の絵がにわかに存在感を増して、
瓦礫の上にそびえ立ちそうな、そんな感覚を得た。

TakashimayaTimesSquare, Tokyo

2009/02/13

おふろやさん

世の中に数あるPR。効果があるのかないのか、ともかく行きたくはなる。
ただし、求めるものは快適な入浴では、もはや無い。



東京都浴場組合
で他にもたくさん見られます。

2009/02/07

日本人のソウルフード

外食でカレーを食べるのは、汗っかきな自分にとっては冒険だ。辛くて熱いモノは汗はかくし、口の中がなんかもうすごいことになって、あんまり噛まずに食べてしまう。
でも、たまに無性に食べたくなる。

そこでこの記事。「日本のカレーライス」を熱愛する米国人記者が語る『ゴーゴーカレーNY店』
もちろん少々スパイシーだが、全体的には甘みと塩味が効いている――その豊かでクリーミーな味わいを出すのにどんな材料を使っているのか、私にはほとんど分からなかったが、クラックコカインが入っていることはまず間違いないと思われた。

ありあまる愛情ゆえの決定的な間違い。かわいらしいなー、この文章。
ゴーゴーカレー、行こうかな。

2009/01/12

新年明けましておめでとうございます。遅いけど

遅すぎるし、誰に向かって言ってんだかって感じですが。
新年明けましておめでとうございます。
いろいろと悩み多き昨年を引きづり、しかし今年はそういうもやもやをいちいちぶっ潰せるよう頑張ろうと。遅いけど。
2009greeting

2008/12/17

カロリー

本日も就寝前に大量のカロリーを摂取。これからどれくらい背が伸びるか楽しみだ。

2008/11/29

本業の領域

最近の学校教員は、授業計画(シラバス)作成にかける時間が長すぎて、質の高い授業を行うことが難しいらしい。どっかで聞いたような話。本末転倒、力を入れるべき本業の領域がどこにあるのか、きちんと考えていなくちゃなりません。

2008/11/28

自分の言葉で語る

「ライムスター宇多丸のウィークエンドシャッフル」土曜21:30からAM954Khz!に励まされて、自分の言葉で語るってことが大事だと最近痛感。でもやるんだよ精神で。

2008/11/10

シンプル、ストレートな行動と考え

たまに届く、福音館書店からのメールマガジン「あのねメール通信」。ほとんど忙しくて、メールの中身を読めないんだけど、今日は読んだ。
あこがれの絵本作家に会いに行く様子が綴られている。「すごいなあ! 会ってみたいなあ。会ってくれるのだろうか?」そして、電話。この行動力ってすごい。絵本作家のこういうストレートでシンプルな感覚ってもって生まれたものな気がする。真似をするようなものでもなし、ただ羨ましいと思ったり。

「すごいなあ! 会ってみたいなあ。会ってくれるのだろうか?」とにかく日の出村にいきたいと、どうやって調べたか忘れてしまったが、田島さんに直接電話した。田島さんが電話にでた! ドキドキしながら「これこれこういう者ですが、お会いしたいのですが、伺ってもいいでしょうか?」と聞くと、「おう、こいよ」と、男らしい言葉が電話口から響いた。「やっぱり、いうことが格好いいなあ! ああいう感じじゃなけりゃ男じゃない!」と感動した。

数日後、カミさんと友人の油絵描きと私の3人で、日の出村の田島さんの家を訪ねた。山の斜面に立つお洒落な家! そして、前に畑があった。山羊もいた!絵本作家らしい! と、ミーハー的にまた感動した。田島さんは、にこにこしながら仕事場を見せてくれ、制作中の『ふきまんぶく』の大きな絵を見せてくれた。「この絵は気に入らないから、今、描き直しているんだ」と、飾らず気持ちよく話してくれ、すてきな奥様の入れてくれたお茶をごちそうになった。

あのねメール通信~福音館書店メールマガジン2008年11月5日 Vol.84
《1》連載:めくってうれしい絵本体験記(8) 飯野和好

2008/11/09

あるいは、人間のリセットボタン

たまに、訳も分からず声もだせず、ぽろぽろ泣いて止まらない夜があるけど、自分の場合は、祝福された時間が訳も分からず哀しかったりする…気がする。なんなんだろうね。
宮崎駿の「千と千尋の神隠し」で、千がハクにもらったおにぎりをほおばりながら泣くシーン。あれを見ると、必ずいつも涙が出てスッと解放される。不思議だ。涙腺ってやつは。

バッハを聴くとまだ若かりし大学時代を回想する。寝たきりになった病人にも、かつては颯爽と街を闊歩していた時代があった。恋に落ち、酒を呑み、友だちと朝まで騒いだ日々があった。音楽はその時の遠い記憶と不可分に結びついている。自分にも祝福された時間がたくさんあったことに気づかせてくれる。病気を恨まず、生まれてきたことに素直に感謝できる。「音楽のちから」を再認識しました。

それまで押し殺していた感情がどっと流れだし、ただほろほろと泣くばかりでした。オトコはそうめったに人前で涙を見せられない。苦しいとき、痛いとき、我慢せずに泣けばいいのに。そこが女性とちがって不器用なところなのです。

「プライベート演奏会」は、オトコが人目を気にせずに思いっきり「泣ける口実」を見事に用意してくれました。
NARAJIN.NET 音楽療法士からの質問状6「プライベート演奏会について」

2008/11/08

缶コーヒー好きの気持ちになってみた

コーヒーは好き。だけど、缶コーヒーは苦手。なぜか、飲んだ後独特のエグさが残るのがどうしても…。あれはいったいなんなんだろう。不思議。なので、どうしても出勤前にどこかでテイクアウトするのが日課になるんだけど。
で、一缶の容量に対して値段が馬鹿高なスターバックスの缶コーヒー。相変わらずの、ドッピオだとか、グランデだとかベンティだとか、よく分かりません。どんなもんかと、トライ。うーむ。エスプレッソまんまだと思いきや、砂糖とミルクが入っていて、ほかの缶コーヒーとの違いが分かりません。ふむ。

STARBUCKS DOUBLE SHOT



あー、部屋が汚い…。

2008/11/02

切実なもの、そうでないもの

最近、よく読むnarajin.netというブログ。闘病記というか、日々のこと、音楽と本のことなどを書いていて、とても引き込まれる。
そのブログで最近、音楽療法士との関わりを紹介した「音楽療法士からの質問状3『「寝たきりになってからまた再開したのは?」』、その文章が胸を打つ。

廃用症候群で完全介護となった我が身にとって、自分の自由になることは考えることと、音楽をきくことしかない。このまま死んでいくにしても、最後まで人間らしくありたかった。体はぜんぶ他人の世話になっても、心とアタマだけは誰の手にもわたさないという、やせ我慢というか、意地がありました。自分の頭で考え、言葉にして表現するのはとてもしんどいけれど、それ以上に生きている実感をもたらしてくれる。爪は剥がれ落ち、ギターを弾く握力が奪われても、まだまだできることはあるんじゃないか。

このとき「音楽」というものが、それまで考えていたよりも自分にとってかなり切実で本質的なものであることを悟りました。自分がもういちど生きはじめるため、もういちど家に帰るために音楽療法をやり直してみようと決心したのです。

いろいろな物事を、切実なもの、そうでないものという風に二分化して考えてしまう癖がある。しょっちゅう、大災害の東京で自分の職能(コンピュータを使って本が作れる)という能力がどれほど役に立つのかと考える。
デザインは、自分にとっては切実だ。毎日そのことで悩み、考えている。だが、他の人にとっては? 生きていくことがほとんどの人にとって最重要課題である時に、エディトリアルデザインがどれほどのモノかと。
それでも、美しいモノを見たり、食い物代わりに活字を追ったり、新しい考え方に触れることで生きること以上の生きる楽しみを味わいたいんだ。少なくとも自分は。で、そういう楽しみを供給できるようになりたいと思ってるんだけど、難しいんだこれが。

2008/10/31

ホットなカルピス

ホット・カルピスって乳酸菌は生きて腸まで届いてんの?ってこと。ググっても出てこない。むぅ。

2008/10/30

かたどり君

Gmailの広告に、型取り用のシリコーン樹脂の広告が。型取りドットコムというサイト。各種型取りの方法が写真も豊富に紹介されている。こういうのやってみたいけど、必然性がないので一歩踏み出せないでいた。ふむふむ、面白そうだと読み進めていると、ゆるいキャラを発見した。
かたどり君。別アングルだとちょっと可愛くも見えるけど、しょっぱなのこの顔つきは…。
プロフィールは以下の通り、
型取り1年生。
お父さんはかものはしでお母さんはペンギンです。『皆さんと一緒に楽しく型取りを勉強していきたいと思います。』

ふむ。本当に、かものはしとペンギンって子供できるのかな。

自分だけにしかできないこと

自分だけにしかできないことをやらなければ、ダメだ。と今日は強く思いました。会社にはたくさんの人がいて、困ったときに助けてくれたり、同じ目的に向かって一緒に頑張ったり、いいところもたくさんあるけれど、それに甘えていると似たもの同士の集団になっていってしまう。
それは避けなければならないのだ。
最近、Metal Gear Solid4を暇ができる度にやっていて。左スティックで移動して、右スティックでカメラ位置を変えることができる。今日はまるで、カメラが頭上1メートルくらいのところにあって、で自分がどこにいるかもう分からなかった。ちぅ。

2008/10/21

誰がために

最近は、「誰のために」ってことを考えさせられる事件が多発。Aは他人の事件だったりするから、細かいとこは違うかもだけど。
A.デザインテイストの行き違いで仕事がポシャった。取引先のため、読者のため?
B.洋菓子店で持ち帰り時間が長過ぎる(ケーキまずくなっちゃうから)という理由で販売拒否にあう。
うーむ。

Aはちょっと違うか。先方は、今の(言葉にできない)悩みに対してベストな解答を一発で出して欲しかったみたい。話し合うこと=前向きにいいものを作ることだと思っていた自分にとっては、ちょっと不思議な感覚。お互いの仕事に敬意を持ちつつ、領域をクロスさせるから新しいものが出てくるのでは? 言葉にできない悩みを共有するには時間も気持ちもゆとりがなかったのかな。