2009/11/10

Rakugaki of the day.

やたらof the dayシリーズを作ってしまってどうにもならん。今日はやりきれん気持ちを抱えていられないから、落書きした。
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2009/11/04

マイケル・ジャクソン「This is it」

マイケル・ジャクソンの最後のライブのリハーサル映像を映画化した「This is it」を観てきた。

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http://www.sonypictures.jp/movies/michaeljacksonthisisit/

祝日前日の深夜1時50分からの回。帰れなくなった人も多かったと思うけど、カップルでわざわざ来た、って人も多かったような印象。

彼のステージにかける情熱や、素晴らしいパフォーマンスをたっぷり見せてくれた約2時間。大きいスクリーンと、低音が振動として伝わってくる映画館で観てこそ。
自宅のテレビじゃ、どう頑張ってもライブを前列で観ているかのような臨場感は出せないし、基本的に曲を次々聴かせる構成になっているから自宅じゃ興味が持続しないと思う。ファンならいけそうだけど、ファンなら映画館行ってるだろうし。

観ているうちに、むかし録画した衛星放送のマイケルPV特集をしょっちゅう観てたことを思い出した。いつの間にか、ゴシップにうんざりしたり、いろんなことに興味を持ち始めたりして、テレビで彼が報道されても何とも思わなくなっていた。
でも、気づいたら手と足でリズムをとって、笑顔でスクリーンを眺めていた。上映終了後には拍手も起きた。きっとみんな、素晴らしい人を亡くしたなあと思っていたんだろう。

でも、この映画が上映された一番のキッカケである、マイケルの死には全く言及されず、最終的には彼の「みんなで地球を救おう」というメッセージに焦点があてられるのは違和感がある。
そんな、誰にでも受け入れられそうな、一般的なメッセージにしなくても、彼の音楽とダンスとは永遠に失われた、せめて最後にみんなで見よう、惜しもう、でいいんじゃないだろうか。
最後の地球とともにメッセージが出てくるシーンは、教科書に載ったWe Are The Worldみたいだ。歌で伝えようとしたメッセージが急に美談という型になってしまうと思う。

とまれ、リハーサル映像ならではの舞台裏のあれこれも興味深くて楽しかった。バックダンサーのひとりにディレクターが「それがアドレナリンだよ、ベイビー」なんて声をかけたり…、そんなセリフ、デスクワークじゃ絶対使わない。
彼の衣装担当の話とか、科学者たちも参加した最先端の挑戦的な衣装なんだって!個人的には、あの衣装のセレクトや、指のテーピングとかの謎を解明して欲しいんだけど…。エピソードとかあるのかなぁ。

あ、最後に。
上映開始直後に「ポゥ!」って叫びがあったんですが、てっきり酔っぱらいがふざけて叫んだんだと思ってましたが…。もしかして演出?