2010/10/21

怪談

今日、職場で唐突に同僚からパッケージをはがしたDVDを「見る?」と。
中身を見ると、黒沢清監督の「CURE」。最近、ホラー映画を全然見てなかったので、怖いもの好きな同士を見つけたみたいで嬉しかった。

で、話は変わるけど、あー、この怪談ダメだなーと思うパターンって結構似通ったものが多い気がするのでちょこちょこまとめていきたいなと。
  • それは絶対に夢や幻ではありませんでした、という自己申告
  • 急に金縛りや体調不良に襲われた、といいつつ寝てなかったとか落ち込んでたとか告白してしまう
  • こういうものを見るのは初めてではないので…という謎な一文
結局、客観的な「事実」を強調されたり、よく見る私が言うのだから「間違いない」と言われても、お話の面白さとは関係ないよ、ということなのかな。

自分が、怪談が好きなのは、その突拍子もなさや、オチのない終わり方に、他の創作物では出せないユニークなストーリーとか、まるで豆腐をナタで切るような静かな狂気を感じるから惹かれるのです。

いろいろ書きたいけど、まとめきれない…
おすすめを2冊あげて、今日はオシマイ。

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絵本。金井田英津子さんの絵が素晴らしい!

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「見える」側からのよもやま話。対談形式で臨場感たっぷり。
挿画は単行本のほうが断然好み。ブックデザインはコズフィッシュ。

さて、いつ 「CURE」見よう。