2010/08/26

インキ

先日、東洋インキの工場を見学させていただいた際にもらってきた、
インキを塗った紙。

色チップを見ながら、職人さんがインキを調色する姿、液体のインキを自在にあやつって、1kgぴったり秤に乗せる技…。

普段思いの及ばないところのいろいろな人の技を堪能させてもらいました。

写真は、調色して、配合比率を決めたインキと、
印刷するために、その比率にもとづいて大量に混ぜられたインキの色差を見るための方法(今回はやりかただけ見せてもらったので、同じインキ)。
なので、当然同じ色。

少しだけとったインキを紙の上に乗せ、
ヘラで伸ばします。

持ち帰ります、と言ったら、
わざわざインキの厚い部分をフィルムで保護して紫外線で硬化させてくれました。
ん、紫外線で硬化させてから、不十分な部分を保護してくれたんだったか…。

記憶はすぐに薄れていく。なんか足袋みたい。

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2010/08/11

リアルワールドで宝探し

ニューヨークで行われている“本物”の宝探し、We Lost Our Gold
二人の人形使いが、1ドル金貨を集めて実施しているらしい。
夢があるなー。

We Lost Our Gold (20100810).jpg

順次公開される動画にヒントが隠されてるらしいけど、まったく分からんちん。



しかし、最終的に早い者勝ちってことになるのかな。混乱とか起きないんだろうか。

2010/08/10

特色の素晴らしい本

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印刷博物館のブックデザイン展で見て、素晴らしいと思った本。
特色3色のみ(多分)をうまく使って、いろいろな人々のイラストを紹介している。

アマゾンで取り扱いが終わってしまっていたので、
ためしに飯田橋のフランスの書籍専門店欧明社に取り寄せしてもらった。

洋書はとにかく高いというイメージがあったけど、約3000円。
どうだろう、安いほうだと思ったけど…

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イラストもかわいい。

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UNE BEAUTÈ。 翻訳すると…「美しさ」?
きれいな人って意味なのかな。

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UN BOSSUは…「せむし」。日本だと子供向けの本には使えなさそうな言葉。

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カバーは、広げるとちょっとしたポスターのような作り。
なんかアニメっぽい顔と、シンプルでオシャレな顔の二つのテイストが混ざってるのが、なんかアンバランス。

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上の本を購入したのは欧明社の本店。
偶然、日仏学院の方の店舗にも行きました。そこで見つけたイラストたっぷりの新聞?
フランス語がまったくダメなのでどんな媒体なのかよく分からない…
しかし、かなり毒のあるイラストがフレンチな感じ。

セールで一部100円。