2008/08/29

AVP2−青春、アウトロー、ホラー



AVP2エイリアンヴァーサスプレデター2を休日に見た。正直がっかり。自分の好きなシリーズ映画がどうなっていくかはかなりどきどきするものだけれど、今回のAVP2はシリーズにきっちり引導を渡した感じ。悪い意味で。いろいろネタバレもあると思うので、もし未見の方がここを読んでいるなら、ご承知おきください。
いろいろと言いたいことはあるのですが、ともかく今まで大事にしてきた設定やらしかけやらがどんどん軽くなっているのが一番残念な気がする。リプリーが地球にエイリアンを持ち込ませないために必死に戦ったのに、いきなりコロラド州に降り立っちゃうし。
チェストバスターのおなじみのシーンも第一作での絶妙な静と動を対比させたシーンとは違って、序盤でいきなり。あれ、潜伏期間ってもうなくなったんだっけ?
プレデターも、エイリアンを追っかけてるくせに寄り道して人間血祭りにあげてるし…。もともと非力な地元民VSプレデターでは見ていてかわいそうなだけな気が…。肝心のエイリアンとの対決シーンはカメラが揺れてて船酔い状態。しかも、プレデターのろい!
ストーリーも、保安官と地元の悪兄弟&ヒロイン、すれ違う母娘、などなどいろんな人々が絡み合いすぎて、誰が主人公なのやら…。AVP1はラスト近くの青春爆風ダッシュを除けばまあまあ面白かったのでホント残念。
こういう、どんどん派手になって、しかしつまらなくなっていく映画を見ると、ミミックの続編はすごいなと改めて思う。もっかいくらい見てもいいかも。あのシリーズ。

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