2008/11/12

装飾することと、ファンタジー2

excite.ism「ハイメ・アジョン来日、伊勢丹新宿店×デザインタイド」
に、ハイメ・アジョン氏来日の様子がレポートされていた。

上はハイメが考え出した「物語」の世界を表現する一連のシリーズ。小さな男の子が王子様になるまでのストーリーで、幼い頃の思い出やサーカス、神話、などがモチーフ。一つ一つのアイテムに小さな小さな、けれども「奇想天外」な発想が込められている。そしてその根底に潜むのは「愛」、とアジョン氏は言う。リヤドロではこのコレクションのために、新色を開発、発売までに2年半を掛けたという。

物語の王子様で、今回のコレクションのシンボリックアイテムがこちら。手に持ったハートの杖と頭上のハトに目がいく。はいているのはカンペール社でアジョン氏がデザインし、実際に発売されている靴!

中略

「ロシア、サーカス、カラフルでハッピーなものが好き。仕事も人生も楽しく、豊かなに過ごさなければ」とアジョン氏。そして今回の来日トークではこんな告白も。赤ずきんやシルクハットの紳士など、さまざまな扮装をして写真を撮るのが好きで、今回のコレクションの製作中には自ら、主人公の格好をしてグリーンチキンに乗ったり、さまざまなポートレートを撮り下ろした。世界が注目するデザイナーは、意外にも熱烈な「コスプレイヤー」だった。

日本での靴の発売はもうちょっと先らしいけど。パンフレットにも、アジョン氏が「コスプレ」した写真が使われている。微笑したほほえましい写真。そういえば、フィリップ・スタルクも自身の写真は変なのが多かったような。巨匠の共通点なのかな。

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